高齢両親と私、そしてワンコ三匹にぎやかに毎日を送っている。
私の父は80才台。 15年前に脳梗塞を患い脳外科、今は年相応?に不整脈があり循環器内科に 定期通院している。
初めの初めは、一昨年の12月、胸が痛い、おっぱいが痛いと言い出して…。 なんで痛みがわかったかというと、ソファでいつも過ごす父。三匹のワンコは父が大好き。いつも、側にいたくて、ソファにすわるとすぐに、膝の上や、側にくつろぎだす。 来客などでワンコが興奮すると、父の胸の上を飛んで行ったり踏み台がわりにしたりしていて。
そのたびに父から
痛い!!!
と叫び声がしていた。 こちらとしても、痛いっていうんならと、男性でも乳がんになる可能性やら、 ホルモンのバランスとかググってみて、決定打はなし。 しばらくすると、おっぱいが腫れてきたのか、すこしづつ膨らみだしたとか 言いはじめ、ディサービスでもお風呂の際に職員さんに相談していたらしい。
あんまり痛いというので、定期で通院している内科にいってみたら、
即解決
先生曰く、「あ、それ、女性化乳房ね。こないだ変えた薬でたまに副作用出るんだよね~~ 出ちゃったか… いい薬なんだけど…」といいつつ、薬を変更することになって。
「戻るの、ちょっとかかるからね」と最後に一言。
原因がわかりほっとしたけど、その副作用、事前に聞いていたらもしかしたらぴんときたかもしれないのに。 おっぱいが痛いなんて言い出した父の頭がおかしくなったのかと本当に心配でもあった。 薬を変更してからひと月程度は痛いって言っていた。
その後、一年位して先生が変わった。 その先生の初診で父の薬が数種類変更になった。
先生曰く、「こっちの薬のほうがいいから、かえとくね~~~」と。
そしてまた、おっぱいが痛くなりだしたといい始めたのだ。 こちらとしては、もう薬も変えてあるし、万が一にも副作用で中止にした薬は 使うはずないだろうし、これは、いよいよ父の頭がおかしくなりだしたのか…と。
万が一のことを思い、薬局に確認してみたら、 なんと!また!その薬が処方されてしまっていたのだ。 できるだけ早く受診し変更してもらった。 10粒程度毎朝飲むので、基本、薬は一包化している。 く~~~~。 薬6週間分の一包化を、一つ一つ封をあけ、薬を取り出し、追加し、 をやることに。 え~~え~~、ちゃんとやりましたよ、大事なとーちゃんだもん。 毎日の薬、大事だもの! ふんっ!
* * *
次の定期受診の後 父は、またおしっこの出が悪くなった。 今までなかった便秘になった。 コントロールできていた頭痛が復活しだした。 父は辛そうだった。
だけど、日々の生活の中で、私は朝から晩まで仕事、帰宅してごはんや家事。 父母も家事は助けてくれているが、時間に追われる毎日。
父の具合の悪さが薬の変更だと気づくのには、時間がかかってしまう。 2週間位、父はつらくて 私はやっと、「あ!受診したわ、薬も変わったらしいわ、それ??」と気づき、 薬局へ電話して。
変更した薬は、便秘になりやすい副作用は記載があったそうで、 利尿剤はかえたのに、 おしっこの出が悪くなったのなら受診をおすすめしますよとの ことだった。
結局、父の様子は落ち着いてきて受診はしなかったのだが、
今度また、このようなことがあっても 薬の変更あった時は、こういう場合もあるんだと気に留めておこう!!!
できたらでよいし、あとで気づいても、その時に最善のことをしたらいいのだと思って 明日も頑張っていこうと思う次第です!!!
ブログ、読んでいただき、ありがとうございました。
☆参考☆
「スピロノラクトンを服用した男性患者さんの約 10% に、抗男性ホルモン作用に基づく女性化乳房や乳房痛が出現したという報告もあります。」 との記述がありました。詳細は下記を参照下さい。
今日も本当にお疲れ様でした。